□■□クリスマスは君と一緒に□■□





時間もあることだし、いろいろ買って帰るとしよう。

俺はまた新宿へ帰ることにした。
何でもそろうからな。

んー。
壬生へのプレゼント、なににしよう・・・。
ケーキはどんなのが好きかな・・・。
仕事の後ってやっぱり腹減ってるかな・・・。
電車の中でもいろいろ考えるがよくわからない。
とりあえずお店を見ながら気に入ったものを探すとしよう。

新宿に着くと、ホームから人がごった返していて
街もイルミネーションより人の頭の方が目に付く。
それでも俺は一生懸命お店を回った。

「ひーちゃん!」

・・・・・・ん?
声のする方を振り返る。
・・・小蒔!
その横には美里と醍醐もいる。
京一が病院に行くと言い残したなら
なぜ俺が京一といないのか不思議に思ってるかもしれない。
やっかいだな・・・。

 A 走って逃げる
 B 合流する


◆碧玉龍に戻る◆