□■□クリスマスは君と一緒に□■□





俺は紅葉へのプレゼントを買って帰ることにする。
なににしようか・・・
なんて、ほんとは決まってる。
病院にいる間ずっと考えてたのだ。
入院してなければいろいろお店をまわれたのにな。
俺は小蒔や美里にさりげなく聞き出したお目当てのお店へ行く。
うん。これがいい。
プレゼント用にきれいに包んでもらって家へ急ぐ。
喜んでくれるかな。
どんな顔するかな。
早くあげたいな。
早く会いたいな。

うちに着くと手早く掃除をする。
元からけっこうきれいにしてるのであまり時間はかからない。
だからもうすることがなくて。
あ、ご飯作っとくか。
と思って冷蔵庫を開けると、
5日間家にいないもんだからかなりイヤーな感じになっている。
なかったことにして。
俺はコンビニに急いだ。

コンビニでありあわせのものを作ってしまうと、
またすることがない。
しょうがなく俺はコタツでテレビを見ることにした。

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9時か・・・。
あと1時間・・・。
ううー眠い・・・。
急に動いたから疲れたんだな・・・。
1時間・・・寝るには中途半端だな。

 A でもちょっとだけ。寝た方がスッキリするし。
 B 絶対寝ないぞ!


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