セラフィナイト(クリノクロア) [ Seraphinite ]
鉱物名 : クリノクロア
和名 : 斜緑泥石 (しゃりょくでいせき)
流通名 : セラフィナイト
語源 : chloros(黄緑色)ギリシャ語
科学組成 : (Mg,Fe2+)5Al(Si3Al)O10(OH)8
モース硬度 : 2~2.5
産地 : 主な産地はロシア、アメリカ
緑泥石のグループに属する。
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モスグリーンのベースに真珠光沢のような模様がまるで天使の羽根のようにみえる
ことから熾天使「セラフィム」の名前をとってセラフィナイトといわれています。
本来の名前はクリノクロアです。
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さてはて、今度の石は「セラフィナイト」です。
ええ、名前に惹かれましたとも!(威張るな)
どんな石なのだろうと思ったら、色はとても渋い。
深い緑の中に白い模様が流れるように浮かび上がります。
その白はよく見るときらきらしていてなかなか神秘的です。
太陽光に透かすと模様が一層きれいに見えるとか。
「天使の石」「天使の羽」などと呼ばれてアメリカでは人気のヒーリングストーンらしい。
日本ではあまり見かけないけど、ミネラルフェアでも高い感じがするのはそのせいかな?
良し悪しは白の出方にもよると思うので、見た人次第かな~と思います。
値段ももとからそこそこ高いので、余程に高くなければ普通。
注意点があるとすれば、硬度。
硬度が2~2.5と琥珀並に低いです。
傷つきやすく、もろい石なのかなーと思っていますが、身に付けたらそんなにすぐ傷がついているようには見えません。
水晶(硬度7)とかにぶつけてみたらわかるのかもしれませんがやりたくはありませんな。
気軽に身に付ける程度は大丈夫なのかもしれません。
(もちろん宝石用途で加工されているものはその限りではないでしょう、扱い注意)
そういえばビーズやペンダントトップとして加工されたセラフィナイトは見るけど、標本やら原石のクリノクロアはみたことないな。
あっても見過ごしてそうですが…。
と、ちょっと調べてみたら、未加工品は輸出規制があるとか。
そりゃ、見たことないや…。

写真では緑の中の白の輝きが綺麗に出ませんでした・・・拡大するとぼけるしなぁ。
青も好きな色ですが、緑も同じくらい好きなので、ブレスレットとペンダントヘッドを入手。
色の合わせが難しいので身につけている頻度は低いかも。
◆20080116画像を追加

むう、やっぱり光が強すぎて綺麗に出ません(/_;)
白の光沢がきれいなんですけどね~。
※間違いなんかあったら指摘して頂けると幸いです。
時間のある合間に調べて書いたりしてるのですが、やっぱり時間かかる・・・。