2008年2月10日
【天然石】セレスタイトについて
セレスタイト [ Celestite ]
鉱物名 : セレスタイト
和名 : 天青石 (てんせいせき)
流通名 : ---
語源 : caelestis(天国のような)ラテン語
科学組成 : SrSO4
モース硬度 : 3.5
産地 : 現在は主にマダガスカル
劈開性:あり
青色以外にも無色、茶、緑、赤もある。
直接の語源となった英語はcelestialで、「空の」「天体の」「こよなくうつくしい」
といった意味がある。
1781年にイタリアのシチリア島で発見されましたが、そちらは現在採掘されてはおらず、
今の主な産地はマダガスカル島となっています。
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名前の由来はセレスタイトの淡い青色が天国に空があったらこんな色かと
連想させたからだろうといわれています。
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今回の石は「セレスタイト」です。
和名では「天青石」!
漢字からしてなんて良い響きなんでしょう。
青大好きな身としてはチェックしなくてはと、色々石をみてみました。
確かにとても淡い青で、透明だと青がとてもきれいです。
しかしながら、クラスターとかばかりで、ビーズやルースをみかけません。
何でだろう?と思っていました。
どうやら透明になるほど硬度が2と極端に低くなるかららしいのです。
ナイフでも傷がつくほどだとか。
観賞用が多いのも納得です。
鉱物組成の硫酸ストロンチウム(SrSO4)は燃やすと赤い色が出るためセレスタイトも同じく燃やすと赤くなるそうです。
……やってみたいような、やってみたくないような。
手持ちの石ではやれませぬ…。
今度安い石探してみようかなぁ(きっと燃やせなくなること請け合い)
丸い天青石との出会いは、ミネラルフェアの開場時間すぎに歩き回ってみつけた店で先に一つ買ってる方がいたのですよ。
買おうか迷ったけど、まだはじまったばかりだし、午後には知人を案内するしで悩んだ末にあきらめ。
会場をさまよいつつ、最後になって「あ、そういえば」と思って戻ったらまだあったので購入したという顛末があります。
こういうのも出会いのひとつということでしょうね~。
ちなみにクラスターの小さいやつなら手頃な値段で手に入ります。
(千円位。それ以下でも買えるはず)
高いと感じたらやめたほうがいいです。
色々見てるけど、値段の差が激しいよ。
青の綺麗なやつが高いのは納得するけど、薄い色のほうが高かったりするときもあるし。
丸玉のように加工されているやつだと高め?
ビーズもちょっと発見したけど、使ってみると接続部(穴の開いたところ)がこすれて粉吹いてること多し。気にならなければ、気にならないんだろうけど・・・。
硬度が違う石を使ってるわけでもないから(天青石しか使ってないブレスレット)やっぱり基本的にもろいんでしょう。
青い色を見ていると和むので好きな石のひとつ。
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- at 23:51
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