2008年2月16日
【天然石】青への憧憬
前から『青』が好きで、自分でアクセサリーをつくれるなら青い石で!と思っていたのですが、『青』という色には本当に色々問題があるようです。
ローズクォーツの話を聞いたお店で別の日に「ブルートパーズのビーズありませんか?」と聞いた日のこと。
またまた衝撃の事実が。
「あー、ブルートパーズのビーズは大抵染色なんだよ。だから置いてあっても少ししかないんだ」
ええぇ~~。
ほかで見たことあるのはもしかして!?
お話を聞くと
「前卸してたんだけど(問屋さんですからね)卸先から『色が肌につく』ってクレームがきたから、今は出さないようにしているんだ」
それはまさしく染色ですよね、色落ちしちゃってるんですから。
それで探してもそのお店の店頭には置いてなかったのですね。
なんでも石の産地では石に色をつけるということに抵抗が無いようなんです。
高く売れるならいいんじゃない?ってところでしょうか。
「石の名前はいい加減だからね~~」
というのがそこの店員さん(店主さんかなぁ)の名言。
染色とはまた違いますが、産地で本来その石にない「ニュー**」という名前がついたらそのまま「ニュー**」で流通してしまうそうです。
それによって店先でさも新しい鉱物かのように紹介されてしまうのも困りものです。
このお店で聞けるお話は何かと頭にガツンと来るような知識でいっぱいです。
そのうちまたいきた(以下略)
実際鑑定して本物を売っているお店の方には申し訳ないですが、こういう話を聞いてしまうと今まで見てきた商品がどれも本物か疑ってしまう自分がいやですね。
たとえば、とある店で売っていた青水晶ビーズ。
『青くて水晶』というだけで天然石ビーズ初心者な私にはとても輝いて見えました。
が、最初買ったときには聞けなかったのですが、後日同じ店でその水晶について聞いたところ、やはり染色だということが判明してガッカリ。
聞いたら教えて下さったことだけでも親切な対応だと思いますが、買うときに教えてくだされば・・・買わないかなあやっぱり。店側としてはこまるか、それは。しかし買う側になるとその店に対する信頼大低下ですが。
そのせいか水晶ではない、そのほかの『青』を探して右往左往するようになったともいえるのですが。
ラリマーがその最初の一歩でしたね、おそらく。
今ではいきなり高嶺の花に挑んだ気分(笑)
いや一応その前にブルーフローライトとかアクアマリンだとかありましたけど。
あの海面の波の模様は印象的でした。
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- at 13:35
comments
度々すみません。
青い石マニアなのでつい。
青い石はカイヤナイト、ブルーフローライト、セレスタイトが好きです。
ブルートパーズは、ほぼ染色です。
店ではそのままだと色がきついので、ブルトパのビーズは洗って出してました。バケツが真っ青になります。そういえば、ガーネットも洗ってました(汗)
あとだまされやすいのが、水晶加工品。
溶かして加工したら、もう水晶ではなくて石英硝子になってしまいます(笑)
石業界は結構いい加減ですので、お気をつけ下さい。
>豹崎 様
おお~カイヤナイトは私も好きです!
今度記事にしようかと思っていたんですよ。
ここでもまた新たな証言が!(>_<)
ブルートパーズは信頼できるところから買おうと思っていて、そのお店の人に言われたのでかろうじて買ってません。
ガーネットは意外・・・と思いましたが、赤い=ガーネットってイメージがあいrますが、ガーネットって青以外の色々な色があるんですよね。
だから染色なのかな・・・。
水晶が石英硝子はそうですよねー。
青水晶は最近は染色よりもそっちが多いのかもしれませんね。
いろいろためになるお話ありがとうございます!!!
一応魔人な人の立場といえば・・・。
青は「五行思想」で言う所の「木」行。
対応キャラクター・・・・・・・・・美里(滅)
・・・逃れられない宿命?(イヤガラセ)
>たっくん
邪妖滅殺!!
木って青龍だよね?
まー美里は万能菩薩だから(笑)
>木って青龍だよね?
ああ。
従姉妹に掘り出されないと本の山に生き埋めになりかねん東海青竜王殿には間違いない(笑)
ってーか邪妖滅殺は北海黒竜王だろう(今回はネタを統一して見た・笑)